2022.12.9

SaaS型ETLを選ぶ5つのポイントについて解説

ETLツールはクラウド化の進展に伴い、SaaSとして利用することが一般的になりました。

しかし、SaaS型のETLをどのような基準で選べばいいのかわからない方もいると思います。本記事では、SaaS型ETLを選ぶポイントについて解説していきます。

目次

1.利用するSaaSへの接続

SaaS型ETLは、SaaSやクラウドサービスに対する接続があらかじめ提供されています。例えば、「Salesforce」「AWS」「Google Cloud」「Kintone」などへの接続です。

データ活用をするためには、各データソースから必要なデータを収集しなければならないため、SaaSやクラウドサービスへの接続先が多数提供されているETLを選択する必要があります。そのため、SaaS型ETLを検討する際は、自社で利用しているサービスへの接続が提供されているかどうかを確認しましょう。

接続が提供されていれば、設定情報の入力だけで接続できます。もし、自社で利用しているSaaSサービスの接続先が対応していない場合は、SaaS型ETLを提供する企業に対応可能かどうか確認しましょう。対応できていない場合、以下の対応が考えられます。

  1. SaaS型ETL提供企業側で、新たな接続対応を行ってくれる
  2. 接続対応ができないので、自身で対応が必要

(1)の場合であればよいのですが、問題なのは(2)の場合です。必要なデータをどのように入手するか、自動化は可能かを検討する必要があります。例えば、「RPAを利用し、手動ダウンロードを自動化し、ダウンロードしたデータをGoogleスプレッドシートとして保存、その後ETLが処理」といったひと手間加える形で自動化を行う必要があります。自身で自動化する場合は、多くの選択肢が考えられ、かつコストや工数も方法ごとに大きく異なるため注意が必要です。

2.エンドユーザー向けGUI

SaaS型ETLは、システム部門だけではなく、エンドユーザーでも扱えるGUIであるべきです。

今までは、ユーザー部門のデータ変換要望に対して、システム部門がデータの取得や加工をして提供していました。

しかし、ユーザー部門からすると「何かデータを取得しようとする度に、システム部門に頼まなければならない」ことで、データ分析のスピード感が失われることに加えて「面倒だからデータ分析は省略しよう」といったことになり、データ活用の後退を招いてしまいます。

そのため、エンドユーザー自身が必要なデータを抽出し、分析が簡単にできるGUIが提供されたSaaS型ETLを選ぶ必要があります。

3.費用体系

SaaS型ETLを採用する上で考えるポイントは、「課金形態」と「支払いタイミング」です。

まず課金形態ですが、多くのSaaS型ETLは「データ量に応じた課金形態」を採用しています。例えば、ある一定のデータ量までは◯◯万円、それ以上は△△万円、といった具合です。多くのサービスでは、オンプレETLと比べて非常に安価な費用体系が採用されています。

この方法は、利用者側からすると、コストの無駄がない課金体系です。なぜなら、コストが安価であることに加えて、毎月の支払金額が推測しやすいことがあげられます。

次に支払いタイミングです。これは大きく分けて「年額一括か、月額支払いか」という選択肢があります。

多くのSaaS型ETLでは、実際は年額一括支払いなのに、年額料金を12で割って「月額料金」として提示しているサービスが多数あります。さらに、年額払い以外の支払いを要望すると、割増料金が要望される場合もあります。とあるクラウド型ETLでは、年額一括以外の支払いを要望した場合は、20%程度の割増料金が要求される場合もあります。支払いタイミングは、会社のキャッシュフローに直接影響しますので注意が必要です。

4.安定稼働

SaaS型ETL事業者に対して、サービスの稼働率の情報を確認しましょう。たとえ導入にかかるコストが安く、UIも優れているサービスであっても、安定稼働していなければ処理が予定通りに実施されず、ビジネスに影響を及ぼします。

導入初期は問題なく稼働しているものの、しばらく運用を続けてデータ量が増えることにより、レスポンスの低下やサービスの停止がたびたび起こってしまうケースがあります。このため、導入検討前に「貴社サービスのサービス稼働実績」を確認するのがよいでしょう。

5.サポート

SaaS型ETLベンダーから提供されるサポートを評価する軸は、サポートの質と速度です。

質問した内容に対して、一発で回答が戻ってくる、また今後想定される問題についても先読みして回答してくるようなサービスが提供されていれば、ユーザーからすると無駄が少ないだけでなく安心感も高まります。

また、メールや電話での問合せしか受け付けていない企業なのか、それともチャットやSlackなどが利用でき、より迅速にサポートを受けられるかは重要なポイントです。事前にトライアルを利用し、トライアル期間内に様々なレベル感の問い合わせを行い、それらがどう対応されるかを見て、サポート水準を判断するのがよいでしょう。

まとめ

SaaS型ETLは、クラウドサービスを多数利用し、そこで生成されるデータの活用を推進する企業であれば、導入を検討すべきサービスです。導入検討時には、今回紹介したポイントを意識しながら、サービス選定を進めると良いでしょう。

弊社で提供するクラウド型のETLツールの「Reckoner」は、今回紹介した上記5つのポイントをすべて満たした製品です。多数のデータベースやSaaSアプリケーションとの接続が可能で、シンプルなGUIにより、ノーコードですべてを完結できます。さらに、フルマネージドサービスでの運用となるため、運用工数がゼロとなります。

現在Reckonerでは無料トライアルを受け付けているため、今後ETLを新たに導入検討する企業はぜひご参考にしていただければ幸いです。

また、ETLツールについて詳しく知りたい、ETLツールの選び方を知りたいという方はこちらの「ETLツールとは?選び方やメリットを解説」をぜひご覧ください。

ブログ一覧へ戻る

データの集約・連携にかかる
エンジニアの開発工数を
Reckonerで大幅削減!

具体的な活用イメージや貴社のデータ活用課題などお気軽にお問い合わせください。現在、無料キャンペーン中!実際にデータ連携を構築してお試しいただけます!

Reckoner