【広告代理店向け】デジタル広告管理にETLを導入すべき理由

Reckoner編集部

2021.6.2

広告代理店最大手の電通が作成したレポート「2019年 日本の広告費」によると、広告媒体ごとのシェアで「インターネット広告」が「テレビ広告」を抜き、最大の媒体となりました。以後、その差は広がる一方です。

・参考
 https://www.dentsu.co.jp/news/release/pdf-cms/2020014-0311.pdf

今回は、国内に数多くある「インターネット広告代理店」「デジタル広告代理店」がデジタル広告管理にETL (データ抽出・変換・ロードを一元的に行うデータ変換ツール)を利用すべき理由を以下でお届けします。

なぜ広告代理店はETLを利用すべきか

広告代理店がETLを利用する目的は2つあります。

1つめは、「レポート作成時間・コストの削減」です。

主要なインターネット広告媒体として、「Google」「Yahoo」「Facebook」などがありますが、管理画面や使われている用語、レポート形式、取得できる項目のすべてに違いがあります。

顧客に対して月次報告を行う際、多くの広告代理店はこれらの媒体ごとの違いを「手作業」で埋めています。これにより、定型的なデータ修正・変換作業だけで1レポートあたり、少なくとも数分、長い場合は数十分も費やされています。

月次報告などのレポートは、顧客の数だけ必要です。つまり、多数の顧客のレポートを作成する場合、こうした工数が正比例でかかってしまうことになります。大手のインターネット広告代理店は、地方に拠点を設けることで、定型的なレポート作成作業を相対的に安価に済ませています。しかし、人が手を動かしてデータ変換している時点で、コストを劇的に低下させることはできません。

複数の媒体からデータを取得し、これを一元的に把握できるように変換し、その後、レポート作成者がアクセスするデータベースやストレージに格納する。これを自動かつ正確に行い、手動作業をなくし、コスト削減できるのがETLの最大の魅力です。

2つめは、「レポートの正確性の向上」です。

多数のデータを手動で編集していて、うっかり間違った項目をコピペしてしまった、という経験がある方は多いでしょう。どれだけ熟練した担当者であっても、こうした間違いからは避けられません。

間違ったデータをもとに分析を行うと、分析結果や提案が無意味になるだけでなく、顧客からの信頼も失います。こうした事態を避けるために、ETLを利用してデータ編集の自動化割合を高め、手作業でのデータ編集を最小限にすべきです。

[操作画面で確認] 非エンジニアでも処理を作成可能

いくら自動化できるからといって、時間単価の高いエンジニアの工数を投入するのでは、むしろコストアップにつながる場合もあります。

ETL製品にもよりますが、エンジニアでなくてもデータ処理を設定できる製品(当社のETL製品 Reckonerなど)もあります。以下では、具体的な手順についてご紹介します。

なお、細かな設定などの流れは省略されています。あくまで「どのような画面で、どのように処理を作成するか」をご理解いただくための内容となっております。

データ処理のワークフローを作る

はじめに、Google広告、Facebook広告、Yahoo広告からデータを取得し、「フィールドを変換する」「日付を変換する」「変換後にクラウドストレージ(AWS S3)」にロードする、という流れを作ります。

データソースや処理などは、左の項目からドラッグして、右の項目にドロップするだけで移動させられます。そして、項目ごとに矢印をつなぐだけで処理の流れが完成です。

なお、データソースごとにデータ取得の設定を行う必要があります。

これは、マニュアルを見ながら行いましょう。

データ処理の詳細を入力する

次に処理を入力していきます。

どのようなフィールドを、どのように変換するかを細かく指定していきます。最初の処理を作る段階では、マニュアルを読みながら設定していく必要があるので時間がかかります。

なお、一度処理を作ってしまえば、以後は処理をまるごとコピーして、各処理ごとの項目のみを修正すればよくなるため、作成時間が大幅に短縮できます。

データロード先(シンク)の詳細を入力する

次に、変換したデータをロードする先を指定します。

処理の設定が完了したら、正しく動作するか確認するため右上の「プレビュー」を押し、テストします。

正しく動作することが確認できたら、「作成」を押し、ワークフローを保存します。

既存の処理をコピーして、新しいワークフローを作る

当社ETLのReckonerでは、既存の処理を簡単に丸ごとコピーできます。

上記はワークフロー一覧表示画面ですが、ここの右側をクリックして、「コピー」を選ぶだけで、ワークフローを複製できます。複製したワークフローをもとに、顧客特有の情報だけを修正すれば、同様の処理を簡単に新規で作成できます。

ここで最後となりますが、処理を設定する中で一度もプログラムの作成が発生していないことにお気づきになりましたでしょうか。誰でも操作できる分かりやすいUIのみでデータ処理ワークフローを作成できるため、情報システム部や開発部などのエンジニアの工数を割く必要がなくなり、現場手動で処理を進めていけるようになります。

ETLだと「開発」ではなく「入力・設定」のみで完了

これまで解説差し上げた通り、Reckonerのような「非エンジニアでも利用できるETL」を用いると、広告レポートを作成するエンジニアではない担当者が、必要に応じてすぐにワークフローを作成できるようになります。

月次報告などのレポートのフォーマットが決まっている場合は、大半のワークフローは、一度作ってしまえば、あとは数箇所修正するだけで済み、工数はほとんどかかりません。このため、作業時間の短縮、コスト削減につながります。

また、データ編集をできるだけ機械的に行うことで、ヒューマンエラーを削減できます。これにより、編集ミスしたデータを提出してしまい、顧客からの信頼を失うといった「データの正確性」問題を回避できます。

レポート作成を効率化したい広告代理店は、ぜひお問い合わせください。ETL製品「Reckoner」ならび、業務に精通した当社エンジニアが貴社の効率化をお手伝いさせていただきます。

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